ECサイトを管理している店長さん達ならもうご存知でしょうけど、ヤフーショッピングでフルフィルメントサービスを業界最安値水準で提供開始しました。
フルフィルメントサービスとは
そもそもフルフィルメントサービスとはなんなのか？購入者にとってのメリット、販売者にとってのメリットはなんなのか？
フルフィルメントサービスと受注、決済、ピッキング、配送などの一連の業務を総称する言葉。
amazonでいうFBA（Fulfilment By Amazon）のことを我々はイメージしています。ようは発送業務等の作業を代行してもらっているということ。
購入者にとってのデメリットはまずないですね。メリットとして翌日配送エリアが増えるため購入して翌日到着商品が増えるでしょう。それと商品価格も安くなる可能性があります。これに関して詳細は別途書きます。
販売者のメリットは購入者のメリットと同じになりますかねｗ
それより、メリットとデメリットが対になっているんですよね。これは非常に説明が難しいｗ
フルフィルメントサービスをもう一度簡単に説明すると、販売者の方は販売している商品を自社倉庫ではなく代行業者の倉庫に預けて通常通り販売する。それでその商品が売れたら代行業者が発送してくれる。こういう流れ。
これだけ聞くとめちゃいいやん！自社倉庫いらんし人件費削減も出来そう。ってなりますよね。
現実はそう上手くいくわけがなく、もちろん商品を預けると日割りで倉庫代とられるし、売れた時の送料もかかるわけ。
それを踏まえて今より安くなるならもちろんフルフィルメントサービス使ったほうがいい。
この採算分岐点が非常に難しい。
楽天スーパーロジスティクス
楽天でもフルフィルメントサービスはある。楽天スーパーロジスティクスというもの。
しかし現状としては送料含め、保管料等考えるとよっぽど回転率がいいものではないと採算をあわせるのは難しい。
これは、商品の梱包サイズ等によって、すでに上手く使っている店舗さんはいるでしょう。
で、今回記事にした理由はYahooショッピングでフルフィルメントサービスを始めたということ。
これはヤマト運輸と提携しているため、送料がかなり安い。恐らく採算合わせれる店舗が多いと思われる。
もちろん回転率が悪い商材、梱包サイズが大きい商品は難しい。
日用品として常時売れる水。
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有名な爽快ドリンクさん。こういうほぼ検品いらずの商品なんてフルフィルメントサービスにもってこいと思う。
回転率重視で価格競争に巻き込まれたら大手には絶対敵わない。
販売者の方としてはこういう商材に手を出しにくくなってくると思われる。
逆に大手が手をだしてこない商材。
当たり前だが回転率の悪い商材、160cmサイズ級の商材。ロングテール狙いの在庫を大量に抱えない商材になってくるだろう。
逆にこういう商材を見つけれたときに小規模、中規模店舗に勝ち目が出てくる可能性があるから面白い。
2021年はヤフーショッピングのフルフィルメントサービスに注目している。
それを追っかける形で楽天のフルフィルメントサービス楽天スーパーロジスティクスも進化していくだろう。
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