要約 まとめ
偽サイトの判別方法 見分け方 URLをしっかり見よう
近年、インターネット上には多数の偽サイトが存在しており、これらのサイトは正規のオンラインショップやウェブサイトを模倣しています。これらの偽サイトは、ユーザーの個人情報や金銭を騙し取る目的で作成されることが多いため、正確に判別し、安全にインターネットを利用することが求められます。
- ドメインチェックが重要
- 偽サイトかどうかを判別する最も基本的な方法は、URLのドメインをチェックすることです。
- トップレベルドメインとは、URLの末尾にある部分(例:.co.jp、.com、.net)を指します。
- 日本のECサイトやネットショップでは、主に「.co.jp」、「.com」、「.net」が使用されています。特に「.co.jp」は維持費が高いため、信頼度が高いとされています。
- これらのトップレベルドメイン以外のURLを持つサイトには注意が必要です。
- Whois検索を利用する
- Whois検索は、ドメインの所有者や所在地、ネームサーバーの情報などを調べることができるサービスです。
- 国外のネームサーバーを使用しているサイトや、所在地が不明確なサイトは、利用を控えることが推奨されます。
- 偽サイトの特徴
- 偽サイトは、元のショップサイトを模倣して作成されることが多いです。
- 商品の写真や価格、デザインなどが本物のサイトと酷似しているため、見た目だけでは判別が難しい場合があります。
- しかし、URLのドメインが異なる、ショップ名とドメインが一致しない、決済方法が限定的(例:ウェブマネーのみ、銀行振込のみ)などの特徴があります。
- 安全な利用を心がける
- インターネット上でのショッピングや情報収集を行う際は、常に注意を払い、疑わしいサイトや不明確な情報を持つサイトは利用を避けるようにしましょう。
- 遭遇した時の対処法、振り込み前、振り込み後
- インターネット上でのショッピングや情報収集を行う際は、常に注意を払い、疑わしいサイトや不明確な情報を持つサイトは利用を避けるようにしましょう。
- ドメインチェックが重要
最近、当サイトにも〇〇店に似たサイトを見つけたのですが偽サイトですか?というお問い合わせがよくきます。
本当にそういったお問い合わせが多いので、偽サイト見分け方、判別方法を詳しく載せておきます。
偽サイトの特徴 ショッピングサイトの例
URLの「https://~」やドメインに違和感はないか
商品価格が極端に安くないか、割引率が大きくないか
本日限りなどと記載されるなど、購入を急がせていないか
会社概要の内容についてインターネットで検索等を行い、企業名の盗用や虚偽の内容等がないか
日本語が不自然でないか参照:https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/countermeasures/fake-shop.html
偽サイトを調べる場合ドメインチェックが重要
偽サイトかどうか判別する方法はドメインをチェックすることが重要です。
安全なウェブサイトは、通信の暗号化を保証するSSL証明書(https://で始まるURL)を使用しています。
ブラウザのアドレスバーに表示される鍵のアイコンを確認してください。
トップレベルドメイン
ドメインのおわりの部分をトップレベルドメインといいます。
URLの末尾をチェック (楽天市場の場合は.co.jp)
日本のECサイトやネットショップでは大体 .co.jp .com .net が使われている、たまに.tokyoもありますが、大体この3つです。
とくに維持費が高い.co.jpは信頼度が高いです。偽サイトで.co.jpを使っているのは見たことありません。
上記のトップレベルドメイン(.co.jp .com .net)以外の場合は注意が必要です。
注意点:
- 知らないトップレベルドメインや、綴りの異なるドメイン名には注意が必要です。
- 例えば、正規のサイトが「example.co.jp」である場合、似たような「example-shop.co.jp」などのドメインは疑わしい可能性があります。
Whois検索してみる。(ちょっと難易度たかめ)
ドメインをチェックできるサイトなどがありますのでそちらで検索してみるのもよいです。
「Whois検索」で検索してもらえますと、いくつか出てきますのでそちらを使ってください。
Whois検索で所在地などドメインのネームサーバーがどこのものかなどが分かるので国外などの場合は利用を控えましょう。
Whoisはドメインの所有者や登録情報を調べるためのツールです。
- 方法:
- インターネットで「Whois検索」と検索します。
- 提供されているWhois検索サービスのサイトにアクセスします。
- 検索ボックスに調べたいドメイン名を入力し、検索を実行します。
- 表示される情報から、ドメインの所有者、登録日、更新日、所在地などの情報を確認します。
- 注意点:
- 所在地が外国である場合や、登録情報が匿名化されている場合は、そのサイトの信頼性を疑問視する必要があります。
- 最近登録されたドメインや、短期間で何度も更新されているドメインも注意が必要です。
偽サイトは一見本物に見えることが多いですが、以下のような特徴を持っていることが多いです。
- 方法:
- サイトのデザインやレイアウトを確認します。粗雑なデザインや、リンク切れが多いサイトは疑わしい可能性があります。
- サイト内の情報や商品の詳細を確認します。情報が不足している、または不自然な日本語が使用されている場合は注意が必要です。
- 決済方法や連絡先情報を確認します。限定的な決済方法や、連絡先情報が不明確なサイトは疑問視する必要があります。
- 注意点:
- 偽サイトは頻繁にドメイン名を変更することがあるため、定期的にドメインのチェックやWhois検索を行うことが推奨されます。
偽サイトの情報が非常に多い、、
現在多くの詐欺サイトの情報が入ってきていますので注意してください。
大体は元のショップサイトを模倣したサイトが多いです。
詐欺サイトとは全く関係ない本物のサイトがあって、それを完璧に真似たサイトが多いです。
商品や見た目も価格もそのまま同じなので、判別が見た目ではつきにくいです。
ですが、ドメインがおかしかったり、ショップ名で検索してみるとドメインがjpやcomやnetのサイトが見つかります。
サイトの名前とドメインが一致しない場合も注意です。
決済方法がウェブマネーや銀行振込しかない場合も要注意です。
ちょっとでも疑わしい、わからない場合は利用しないようにしましょう。
ネット詐欺の体験談 実際に被害にあった人の話 経験談
ネットショップでの詐欺体験談:「あの時の選択を後悔しています」
私は普段からオンラインショッピングを頻繁に利用しています。特に、海外のブランド品や限定商品を求める際には、ネットショップが欠かせません。しかし、その便利さゆえに、私も一度詐欺のターゲットとなったことがあります。
ある日、SNSで話題になっていた限定のデザイナーバッグを手に入れたくなり、いくつかのサイトを巡回していました。そして、あるサイトで驚くほど安い価格でそのバッグが販売されているのを見つけました。サイトはデザインが洗練されており、商品の詳細やレビューもしっかりと記載されていました。私は迷わずそのサイトで購入手続きを進めました。
しかし、購入から数週間経っても商品は届かず、サイトのカスタマーサポートに問い合わせても返答がありませんでした。不安になった私は、再度サイトを確認しようとしたところ、アクセスできなくなっていました。さらに調査を進めると、そのサイトは多くの人からの被害報告が上がっていることがわかりました。
私は、見た目の良さや安さに目を奪われ、基本的なチェックを怠ってしまったのです。後で知ったのですが、そのサイトはドメインが怪しかったり、決済方法が限定的だったりと、いくつかの警告サインがありました。
この経験から、私はオンラインショッピングをする際の注意点を再確認しました。価格やデザインだけでなく、サイトの信頼性や評価をしっかりと確認することの大切さを痛感しました。
偽サイトに関する情報は日々更新されています。常に最新の情報をチェックし、安全なインターネット利用を心がけることが大切です。
詐欺サイトに遭遇した時の対処法、振り込み前、振り込み後
もし詐欺サイトに遭遇したら、以下の対処法を参考にしてください:
- 代金を振り込む前: 詐欺サイトだと気づいたら、たとえ催促されても無視しましょう。不安な場合は、安心のために警察に相談するのも一つの手です。
- 代金を振り込んだ後: 商品が届かないなど、トラブルが発生した場合は、取引の証拠となる資料を持って、すぐに最寄りの警察署に相談しましょう。
- 口座振込やクレジットカードで支払った場合: 速やかに銀行やクレジットカード会社に連絡し、被害を報告してください。
- メールアドレスやパスワードを登録した場合: 他のサイトと同じ情報を使っている場合は、すぐにパスワードを変更しましょう。これにより、不正アクセスのリスクを減らすことができます。
- 偽サイトを見つけた場合: 詐欺の可能性があるサイトを発見したら、地元の警察に報告してください。(生活安全課)
こちらでも詳しく偽サイトについて記載しています。